
こんにちは!横浜市都筑区にある小中学生のためのプログラミング教室、スタープログラミングスクール センター北あいたい教室です。
12月も半ばを過ぎ、2025年も目の前ですね。教室に通う子どもたちは、寒さに負けず、それぞれの作品作りや検定試験に向けて熱心に取り組んでいます。

さて、今日は少し未来の話、そしてこれからの時代に子どもたちが身につけるべき「本当のスキル」についてお話ししたいと思います。
テーマはずばり、「企画書を書く重要性」です。
近年、ChatGPTをはじめとする「生成AI」の進化は目覚ましいものがあります。
「将来、プログラマーの仕事はAIに奪われるのではないか?」
そんなニュースを目にしたことがある保護者様もいらっしゃるかもしれません。
確かに、簡単なコードを書く作業や、エラーを見つけて修正する作業において、AIは驚異的な能力を発揮します。将来、子どもたちが社会に出る頃には、テキストプログラミングで何かを開発する際、「生成AIを使用してコードを書くこと」が当たり前のマナーになっているでしょう。
では、人間は何もしなくてよくなるのでしょうか?
答えは「No」です。むしろ、人間には「AIに指示を出す能力」がより一層求められるようになります。
AIは非常に優秀ですが、あくまで「指示待ちの部下」です。
AIに対して「何か面白いゲームを作って」と曖昧な指示(プロンプト)を出しても、AIはあなたの頭の中にあるイメージを読み取ることはできません。結果として、ありきたりなコードや、意図とは全く違う的外れなプログラムが生成されてしまいます。
これを修正するために何度もやり取りを繰り返したり、結局自分で書き直したりしていては、AIを使うメリットである「時短」どころか、逆に時間がかかってしまいます。
ここで絶大な威力を発揮するのが、「企画書」です。

自分が作りたいものの「目的」「機能」「ターゲット」「画面の動き」などを詳細に書き記した企画書。これさえしっかり書けていれば、それをAIへのプロンプト(指示書)として渡すことで、AIは文脈を理解し、一気に精度の高いコードを出力してくれます。
「企画書をしっかり書けている」ということは、自分の頭の中でロジックが整理されているということです。
その整理された情報をAIに渡せば、AIは迷うことなく、あなたの意図した通りのものを構築します。的外れなコードが出てくる割合が劇的に減り、開発スピードは何倍にも加速します。
つまり、これからの時代に求められるのは、コードを暗記する力以上に、「自分の作りたいものを言語化し、企画書(設計図)としてまとめる力」なのです。
私たちスタープログラミングスクールでは、こうした未来を見据え、日々のカリキュラムの中に「企画書を書く習慣」を深く組み込んでいます。
当スクールでは定期的に発表会を行っていますが、その準備は「とりあえず作り始める」のではなく、「まず企画書を書く」ところから始まります。

どんな作品にするのか?
誰を楽しませたいのか?
どんな仕組み(ロジック)が必要か?

これらを小さい頃から何度も繰り返し書き出し、先生と相談してブラッシュアップする。この経験こそが、将来AIを使いこなすための土台となります。
私たちのスクール全体でも、この「考える力」を育む取り組みが日々行われています。
先日、特別イベントで3Dプリンター作品制作が行われました。そこでは、自分のアイデアをデータとして設計し、それを実際に形にするというプロセスを経験しました。「頭の中のイメージを設計図に落とし込む」作業は、まさに企画書の作成そのものです。
Scratchクラスでは2年目にゲームの対戦相手(CPU)の動きを決める「思考ルーチン」のプログラミングに挑戦します。「どういう条件の時にどう動くか」を論理的に組み立てる作業は、企画段階での詳細な設計力が求められます。
ジュニア・プログラミング検定では、仕様書(指示書)を読み解いてプログラムを作ります。これは「他人が書いた企画書を理解する訓練」でもあります。企画書の構造を理解しているからこそ、自分が書く側になった時にも、相手(AIや他人)に伝わる企画書が書けるようになるのです。
あいたい教室の生徒たちは毎回悩みながらも一生懸命に企画シートに向き合っています。
最初は「何を書けばいいかわからない」と言っていたお子さんも、回数を重ねるごとに、「ここはこう動かしたいから、こういう説明が必要だね」と、自分自身の言葉でアイデアを論理的に説明できるようになっていきます。
この「小さい頃から企画書を書き、習慣化し、その書き方を学べる」という環境は、他の習い事ではなかなか得られない、スタープログラミングスクールならではの大きな強みだと自負しています。
コードが読めることはもちろん大切です。しかし、「何を書くべきか」を指示できる力があれば、AIは最強のパートナーになります。
お子様には、AIに使われる側ではなく、AIを指揮する「クリエイター(企画者)」になってほしい。
そんな思いで、私たちは今日も子どもたちの「企画」を全力でサポートしています。
ぜひ一度、センター北あいたい教室へ遊びに来てください。
子どもたちが未来の技術を使いこなすための「準備」を、ここから一緒に始めましょう!
「うちの子、アイデアはあるけど形にするのが苦手かも…」そんなお子様こそ大歓迎です!
お気軽にお問い合わせください。
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