
プログラミング教室に通い始めて5年。人と話すのが苦手だった田中たいし君が、今では複数のクラブを掛け持ちし、オープンキャンパスのスタッフリーダーまで務めるようになった――。
その変化を、誰よりも近くで見守ってきたのがお父様です。
きっかけを作ったのも、5年間ずっと寄り添い続けたのも、お父様でした。
今回は、たいし君のインタビューの中で語られたお父様の言葉と、その姿を通して見えてきた「見守り方」について綴ります。
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たいし君がスタープログラミングスクールに入会したのは、小6の12月。
きっかけを作ったのは、お父様でした。
教室前に掲示されていたポスターを目にした瞬間、「これだ」と直感したそうです。
お父様:
これからの時代に、「情報」の勉強は欠かせないと感じたんです。
シンプルながら、迷いのない一言です。
ただ、実際に話を聞いてみると
「まずはスクラッチの勉強を通じて、プログラミングを理解するところから始めるべき」
と教室の先生方に言われ、そこからは全て教室に委ねる形で入会を決めました。
体験に来た時、たいし君は小学校のパソコンクラブに所属していたとはいえ、マウスで絵を描く程度、タイピングもままならない状態でした。それでもお父様の目には、迷いはなかったようです。
お父様:
体験当日、本人はとにかく楽しんでいました。キラキラしていました。
この一言で、2人はその場で入会を即決しています。
スキルの有無ではなく、「楽しんでいるかどうか」を見て決めた。この判断軸は、その後5年間のスタンスにもつながっていきます。
入会後、お父様が繰り返し口にしていたのが「お任せする」という姿勢です。
お父様:
先生に全てお任せして、やれることは全てやってきました。
たいし君がスクラッチのコースを終え、次のAI・情報プログラミングコースに進む時も、資格取得に挑戦する時も、この姿勢は一貫していました。
そしてこの「お任せする」という言葉の背景には、単なる放任ではなく、先生方への信頼と、こまめなコミュニケーションがあったことが、たいし君自身の言葉からも見えてきます。
インタビュー中、たいし君は何度も「お父さんにも相談したり」「隣のお父さんに『〇〇だったやんな』と確認する」場面がありました。任せながらも、常に息子の状況を把握し、寄り添い続けていたことがうかがえます。
入会からわずか2ヶ月。お父様はある変化に気づきます。
お父様:
それまで、パソコンクラブに2年所属していたのにも関わらず、タイピングは全くできませんでした。なのに、スクール入会から2ヶ月でタイピングができるようになって驚きましたし、スキルが身に付いているんだなと実感しました。
この「驚き」は、その後5年間にわたって「お任せする」という選択を後押しし続ける、最初の確信になったのではないでしょうか。
お父様の記憶に、はっきりと残っている場面があります。今から4年前、発表会でのことでした。
お父様:
4年前、発表会の際に、プレゼン力が無いから先生に相談しました。そうしたら、どんどんプレゼンがうまくなってきて、こちらとしても発表会を見るのが面白くなりました。
当時のたいし君は、発表時間3分のうち2分近くを「えーっ」だけで終えてしまうような状態でした。それを見かねたお父様が、先生に相談を持ちかけたのが、一つの転機だったようです。
そこから積み重ねた4年間を経て、今では発表会そのものを”評価できる側”、そして”面白いと感じられる側”に立てるようになっている。プレゼンが苦手だった子が、プレゼンを楽しめるようになる。この変化の大きさを、お父様は誰よりも近くで見てきました。
5年間の変化について、お父様は事前アンケートでこう答えてくださいました。
お父様:
社交的になり、話が上手くなりました。チーム力も身に付いた気がします。
そして、「チャレンジする姿勢」についてはこう振り返ります。
お父様:
とても変わり、積極的になりました。現在、通信高校でオープンキャンパスのスタッフリーダーになりましたし。
かつて人と話すことに苦手意識を持っていた少年が、今では人前に立ち、チームを率いる立場になっている。その変化を、お父様は間近で見てきました。
現在、たいし君は通信制高校で4つのクラブを掛け持ちしながら、オープンキャンパスのスタッフリーダーも務めています。かつて発表会で3分のうち2分黙り込んでしまっていた少年の姿からは、想像しづらいほどの活躍ぶりです。
お父様:
忙しそうだけどイキイキしています。
そして、5年間を振り返って、こう語ります。
お父様:
社交的になったと感じます。全ての先生に感謝しています。
スタープログラミングスクール編集部より
インタビュー中、印象的だったのは、たいし君が答えに迷うたびに、隣のお父様に「〇〇だったやんな?」と確認する場面が何度もあったことです。その都度、お父様は静かに、そして的確に言葉を添えていらっしゃいました。
たいし君が何か悩んだ時には、「たいしがこういうことで質問するかもしれない」と伝えているそうです。今でも、たいし君のスクールでの学習カリキュラムなどは、信頼して教室に一任し続けています。
「お任せする」という言葉は、一見すると距離を置いているようにも聞こえます。けれど実際には、任せながらも目を離さない、それでいて先回りしすぎない――そんな絶妙な距離感の中で、たいし君は5年間、伸び伸びと挑戦を重ねてきたのだと感じました。
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