
こんにちは、流山市のプログラミング教室、スタープログラミングスクール イトーヨーカドー流山教室です。
2020年から始まったGIGAスクール構想の第1期は、いわば「配備」の段階でした。しかし、2026年度から本格化する「第2期(NEXT GIGA)」はステージが変わります。
道具としての定着: 文部科学省は、パソコンを「特別な日の道具」ではなく、「鉛筆と同じ日常的な文房具」として使うことを求めています。
国費の集中投入: 2026年前後にかけて全国の学校端末が最新機種に一新されます。これにより、高度な動画編集やAI活用、データ分析など、これまで以上に「高いPCスキル」を前提とした授業が展開されます。
2024年度から英語で始まった「デジタル教科書」の導入。2026年に向けて、算数や数学など他教科への拡大が予定されています。
「めくる」から「操作する」へ: 教科書を開くこと自体がパソコンの操作になります。図形を動かしたり、シミュレーションを行ったり、音声を再生したりといった操作が日常化します。
習得の義務: 授業の核となる教科書がデジタル化される以上、操作ができないことは「教科書を忘れた」「文字が読めない」のと同義。つまり、パソコン習得は事実上の「教育上の義務」となります。
学力調査のデジタル化: 全国学力・学習状況調査(全国テスト)において、パソコンで回答するCBT方式への移行が進んでいます。
思考のスピード=タイピング速度: 記述式の回答もキーボード入力になります。頭の中で答えがわかっていても、入力が遅ければ時間切れになり、実力が得点に反映されません。「タイピングスキル」が試験の合否を左右する時代が2026年、目の前に迫っています。
政府(内閣官房)は、2026年度までに「デジタル推進人材」を230万人育成するという巨大な目標を掲げています。
逆算の教育: 将来、どんな職業に就くとしてもITスキルは必須。国は、その基礎体力を小学校、特に「ローマ字」を習う中学年(小3)から確実に定着させる方針です。
「義務」の意味: これは単なる学校のルールではなく、「デジタル社会で生き抜くための権利としての義務」と言えるでしょう。
2026年は、「新しい端末が届き、新しいデジタル教科書が増え、新しいテスト形式が浸透する」年です。 この波が来てから慌てるのではなく、小3という早い段階から「タッチタイピング」や「検索リテラシー」を身につけておくことは、もはや「習い事」ではなく「必須の準備」なのです。
| < 前月へ | 2025年12月 | |||||
| S | M | T | W | T | F | S |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | |
| 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | 13 |
| 14 | 15 | 16 | 17 | 18 | 19 | 20 |
| 21 | 22 | 23 | 24 | 25 | 26 | 27 |
| 28 | 29 | 30 | 31 | |||