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テキストプログラミングとビジュアルプログラミングの違い|小学生におすすめなのはどっち?

プログラミング教育が小学校でも導入され、低学年から「プログラミングってなに?」「プログラミングしてみたい!」と関心を持つお子様が増えています。そんな中で、お子様がプログラミングを学ぶなら、何から始めるのが良いか迷っていませんか?

本記事では「テキストプログラミング」と「ビジュアルプログラミング」の違いをわかりやすく解説し、お子様のタイプに合った学び方を見つけるヒントをお届けします。

「テキストプログラミングってそもそも何?」という方から、「将来のためにしっかりプログラミングを学んで欲しい」という方まで、ヒントになる情報をお届けします。お子様がプログラミングを好きになる第一歩としてどちらを選ぶべきか、考えるきっかけになれば幸いです。

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テキストプログラミングとは?

テキストプログラミングとは、プログラミング言語を用いてコードをテキストベースで記述する方法です。プログラマーはテキストエディタを使ってコードを書き、それをコンピュータが理解する形に変換します。この手法は、初心者からプロまで幅広く利用され、アプリケーション開発やウェブサイト作成、データ分析など多様な領域で活用されています。その柔軟性と拡張性が魅力です。

テキストプログラミングの特徴

テキストプログラミングに用いられるプログラミング言語にはルールがあり、初めはコードの文法や構文を覚える必要があります。これを覚えることでコンピュータに細かく指示を出すことができ、難しいこともできるようになります。

テキストプログラミングの良いところは、いろんな種類のコンピュータでも動かせることです。これにより、作ったものを他の人と簡単に共有したり、いろんな場所で動かしたりできます。また、ネット上には無料で使える便利なツールや部品がたくさんあるので、それを使ってプログラムを作るときの手間を減らすことが可能です。

テキストプログラミング言語の種類

テキストプログラミングに用いられる言語は多岐にわたり、それぞれ異なる特徴や用途を持っています。

Python

代表的なテキストプログラミング言語の一つがPythonです。Pythonはその簡潔で読みやすい構文が特徴で、データ分析や機械学習、ウェブ開発など幅広い分野で使用されています。

JavaScript

JavaScriptは、主にウェブサイト開発においてクライアントサイドのプログラミングに使われています。動的なウェブページを作成するための強力なツールです。

Java

Javaはオブジェクト指向プログラミングの代表的な言語で、多くの企業システムやAndroidアプリ開発で利用されています。Javaの学習は、プログラミングの基礎を築くのにも役立ちます。

C言語

C言語はシステムプログラミングや組み込みシステム開発において高い性能を発揮します。C言語は多くの後続のプログラミング言語に影響を与えており、C++やC#、JavaなどはC言語の構文を基に発展しています。

C++

C++は、C言語を基にして作られており、「オブジェクト指向プログラミング」という考え方を取り入れています。C++は、コンピュータの動きを細かく制御できることから、ゲームやシステムのように速さや効率が求められるプログラムを作るのに適しています。

Ruby

Rubyは、オープンソースのプログラミング言語です。シンプルさと生産性を重視して設計されており、読みやすく直感的なコードが提供されています。Rubyは特にウェブアプリケーションの開発に適しており、Ruby on Railsというフレームワークが人気を集めています。

PHP

PHPは、主にウェブ開発で広く使用されているサーバーサイドのスクリプト言語です。動的なウェブページを生成するための強力なツールであり、WordPressやDrupalといった多くのコンテンツ管理システム(CMS)で使用されています。シンプルさと柔軟性が特徴です。

テキストプログラミングに使われる言語はそれぞれ異なる特性を持ち、目的や開発環境に応じて選択されます。テキストプログラミングを学ぶ際には、自分の興味やプロジェクトのニーズに合った言語を選びましょう。

テキストプログラミングのメリット

AIやデータ分析などの最先端分野にも使われているpython

テキストプログラミングの最大のメリットは、自由度の高さと将来の応用力の広さです。コードを自由に記述できるため、自分な発想をそのまま形にでき、複雑な処理や高度なアプリ開発にも対応できます。

たとえばPythonではAIやデータ分析などの先端分野にも挑戦でき、JavaScriptならウェブアプリ開発にも挑戦できます。

テキストプログラミングは、“本格的にプログラミングを学びたい”“自由なアイデアを思いのままに表現したい”お子様にぴったりの手法です。

テキストプログラミングのデメリット

テキストプログラミングのデメリットは、知識が必要となることです。多くのプログラミング言語は英語を基にしており、特定のルールや文法を使います。これはまるで新しい言語を学ぶようなもので、まずそのルールを覚える必要があります。

また、コードを書く際に、一文字でも間違えるとエラーが出てしまい、どこが間違っているのかが分かりづらく探すのに時間がかかる点もデメリットといえます。さらに、テキストプログラミングでは、視覚的なヒントが少ないため、プログラムがどのように動いているのかを直感的に理解するのが難しいこともあります。初心者がテキストプログラミングを学ぶ際に難しいと感じる理由には、こういった点があげられます。

ビジュアルプログラミングとは?

ビジュアルプログラミングとは、指示が書かれたブロックやアイコンをドラッグ&ドロップして組み合わせることでプログラムを作成する方法を指します。見た目に分かりやすいため、プログラミングの経験がない初心者でも、直感的にプログラムの流れを理解しやすくなります。

ビジュアルプログラミングは特に教育の場で使われることが多く、ScratchやBlocklyといったツールが代表的です。

ビジュアルプログラミングの特徴

ビジュアルプログラミングの特徴は、その直感的な操作性です。ユーザーはブロックをドラッグアンドドロップするだけで、プログラムのロジックを構築できるため、小学生や初心者も簡単にプログラミングの基本概念を理解することができます。

もう一つの特徴は、リアルタイムでのフィードバックです。ビジュアルプログラミング環境では、プログラムを実行しながら変更を加えることができ、その結果をすぐに視覚的に確認できます。これによってプログラミングにはつきもののエラーを見つけやすくなり、デバッグしやすくなります。

また、ビジュアルプログラミングは、ロボット制御やゲーム開発など、特定のアプリケーションに特化したビジュアルプログラミング環境が数多く用意されています。

さらに、ビジュアルプログラミングは、コラボレーションツールとしても活用できます。動作する順に並んだブロックを見ればプログラムの内容が分かりやすく、チームメンバー間でのコミュニケーションをスムーズに行えます。加えて、ビジュアルプログラミング環境は、ウェブベースであることが多く、インターネット経由での共同作業がしやすくなっています。

ビジュアルプログラミングの種類と使用例

指示ブロックを組み合わせて操作するビジュアルプログラミング
ビジュアルプログラミングの代表的な種類としては、ブロック型、フローチャート型、仮想世界型があります。

ブロック型

ブロック型プログラミングはScratchやBlocklyといったツールが代表的で、ブロックを組み合わせることでプログラムを作成します。これにより、プログラミングの基本的な概念を遊びながら学ぶことができます。また、小学生向けの教育プログラムとしても広く利用されています。

フローチャート型

フローチャート型プログラミングでは、VisioやLucidchartのようなツールを使い、プロセスやアルゴリズムを視覚的に設計することが可能です。これにより、業務プロセスの最適化やシステム設計の初期段階での検討が効率的に行えます。

独自ルール型

独自ルール型のプログラミングは、特定の目的や環境に合わせてカスタマイズされたルールを使用する形式です。このタイプは、独自のコマンドや記法を持つことが特徴です。Viscuit(ビスケット)やSpringin(スプリンギン)といったプログラミングツールがあります。

これらのビジュアルプログラミングツールは、プログラミング初心者や小学生、非エンジニアにも親しみやすく、特に教育現場やビジネスの効率化ツールとして活用されています。

ビジュアルプログラミングのメリット

ビジュアルプログラミングの大きなメリットは、コードを直接書く必要がないため、プログラミングの基本的な概念を学ぶ際のハードルを下げられる点にあります。複雑なコードを知らなくてもその仕組みをイメージできることから、小学生や初心者もプログラミングの楽しさを体感しやすくなります。

また、ビジュアルプログラミングはその場でフィードバックが得られる点も魅力です。多くのビジュアルプログラミング環境では、操作を行うたびに結果が画面上で確認できるため、試行錯誤を通じて理解を深めることができます。

教育現場やクリエイティブなプロジェクトにおいてビジュアルプログラミングが用いられる理由は、チームでのコミュニケーションを円滑にし、多様なメンバーが協力しやすい点があげられます。プログラミングの学習だけでなく、共同作業や試行錯誤を通して、チームワークや問題解決能力の向上が期待できる点は大きな魅力と言えるでしょう。

ビジュアルプログラミングのデメリット

ビジュアルプログラミングは、一般的にテキストプログラミングに比べて柔軟性が低いとされています。複雑なプロジェクトや高度なカスタマイズを行いたい時に、限られた機能やブロックを使ってプログラミングを行う難しさに直面することがあります。

また、大規模なプロジェクトになると、視覚的な要素が増えすぎて管理が難しくなり、コードの可読性や維持が困難になることがあります。その他にも、ビジュアルプログラミング環境は、特定のプラットフォームやエコシステムに依存していることが多く、他のシステムへの移行が制限される場合があります。

初心者や小学生におすすめのプログラミングはどっち?

プログラミングの基礎を学ぶならビジュアルプログラミングがおすすめ

小学生や初心者の最初の一歩としては、ビジュアルプログラミングがおすすめです。テキストプログラミングに必要となるコードの文法や構文を学ぶ前に、プログラミングの基本的なロジックやアルゴリズムを楽しく学び、プログラミングへの興味を持ち続けられることがその理由のひとつです。

その後、興味が深まった段階でテキストプログラミングにステップアップすることで、より高度なスキルや知識を身につけることができるでしょう。

まとめ

テキストプログラミングとビジュアルプログラミングには、それぞれ異なる特徴とメリットがあります。テキストプログラミングは、より本格的なプログラミングスキルを学ぶのに適しており、将来的にプログラミングを職業にしたいと考えているお子様に向いています。一方、ビジュアルプログラミングは、直感的で楽しく学べるため、初めてプログラミングに触れる小学生には最適です。

どちらの手法を選ぶかは、お子様の興味や将来の目標に合わせて決めると良いでしょう。まずは、ビジュアルプログラミングから始めて、興味が深まったらテキストプログラミングに進むというステップを踏むのも一つの方法です。お子様に最適なプログラミング学習を見つけて、ぜひ楽しく学んでくださいね。

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この記事の監修者

スタープログラミングスクール コラム編集部

私たちは、これからのAI時代を生きる子ども達には「自分で考えるチカラ」が必要と考え、プログラミング教育を通してその力を養うお手伝いをしています。講師、教材開発、広報など様々な担当者で構成されたコラム編集部が、現場での感覚や実例も交えて、子育て中の方に役立つ情報を分かりやすくお伝えしていきます。

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