小学生からはじめる
プログラミング
公開日:2024.05.22
最終更新日:2024.06.26
小学校でも導入されたプログラミング教育にそなえたいと考える方も多いのではないでしょうか。
ここでは楽しみながら自然にプログラミングを学べる知育おもちゃの種類や選び方、遊びながら身に付くチカラについて詳しくご紹介します。
プログラミングおもちゃの特徴や、さまざまな遊びを広げられるおもちゃについてご紹介します。
プログラミングおもちゃとは、プログラミングで必要な「問題解決能力」や「諦めずやりぬく力」などを養える知育トイです。
使いこなすためには、頭で考えたことやイメージしたことを実際に形にしていく作業が必要となります。形にしてイメージと違う場合には、思い描いた形に近づくように、試行錯誤や工夫をこらすのです。
プログラミングおもちゃはこのように遊びながら、さまざまな能力を鍛えることができる知育トイといえます。
プログラミングおもちゃには、定番のものから最新のものまで色々な種類があります。
プログラミングおもちゃでは「論理的思考が身につく」といわれますが、具体的にどのようなことなのでしょうか。
物事を順序だてて整理できることを論理的思考といいます。
論理的思考が身についていると、問題や課題に直面したときに筋道を立てて起こったことを整理し、理解することができます。問題解決の糸口を導き出しスムーズに対処するためには、論理的思考が必要です。
例えば問題が仕事上で問題が起こった場合、論理的思考が身についていれば、問題の結果と原因の関連をとらえ「なぜこのような結果が出たのか」「どうすれば解決できるか」などとを順序だてて効率的に考えることができます。
これを小学生や中学生に当てはめると「なぜ忘れ物が多いのか、どうすれば減らせるか」「友達とケンカになるのはなぜか、どうしたら仲直りできるか」など、生活の中でも論理的思考は様々なシーンで役に立つと考えられます。(とはいえ、頭で理解してもなかなか実行にうつせないのが実情ですが・・・)
コンピューターや機械は自分で勝手に動くことはできません。指示によってしか動かず、より正確に動かすためには、複雑で細かな指示が必要です。
例えば目的地にたどり着くために、「右に曲がる」「まっすぐ進む」という単純な指示では思い通りに進まないことがあります。「〇番目の信号を右に曲がり、突き当りを左折する」など、より細かい指示であるほど正確性が高まるというわけです。
またコンピューターや機械は間違った指示では間違った動きをするため、問題が発生した際には「指示が間違っているかもしれない」と原因を突き止める必要があります。
曖昧な指示では動かないため、論理的思考を育てるには、原因と結果の関係が明瞭なプログラミングを用いたおもちゃや道具が適しているといえます。
ここからは、プログラミングおもちゃの選び方について詳しくご紹介します。
プログラミングおもちゃを選ぶ際には、子どもの興味や関心に合わせることが大切です。
例えば音楽に対する反応がよい、歌うのが好きという子には音楽創作ができるおもちゃがおすすめです。
また、もともとブロックの組み立てや作品作りが好きな子は、パーツを組み立てて動かせるロボット創作キットを候補に挙げることができるでしょう。このように子どもの興味や得意なことに合わせて選ぶのもポイントです。
プログラミングおもちゃを選ぶ際には、対象年齢を確認しましょう。各年齢の発達段階や学習能力などに応じ、適したおもちゃを選ぶことが大切です。
対象年齢別の特徴と選び方のポイントをみていきましょう。
ブロックやパズルはパーツが細かいものも多いため、誤嚥しないサイズを選びましょう。親子で楽しめるボードゲームやバランスゲームもおすすめです。
またロボットで実際にプログラミングして動かすなど創作系のおもちゃにも挑戦することができます。
【おすすめ】Minecraft(マインクラフト)、Roblox(ロブロックス)
理解力が上がるため、より複雑で難易度の高いおもちゃにも挑戦できます。
【おすすめ】SongMaker(ソングメーカー)
プログラミングおもちゃであれば、強制しなくとも自然と遊びながらプログラミング的思考や論理的思考を身に付けることができます。子どもの年齢や発達、好みやおもちゃの種類に応じて、ぜひ子どもに合ったおもちゃを選んでみてください。
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