0 今日の目標

80~100%完成を目指して制作していきましょう!
今回のうちに、ゲームをつながり同士で遊べるように公開テストしておきます。

1 授業準備

目安時間: 5分
1-1

Roblox Studioを開いてログイン

まずはRoblox Studioを開いて、自分のアカウントでログインしておきましょう。
Roblox Studio起動 ログイン画面
1-2

作品制作ステージを開く

作品制作のための「 Baseplate 」を新規バーチャル空間から新しく開いておきましょう。
※前回すでに途中まで作ってあれば、そのステージを開きます。
Baseplate
作品制作ステージを開くことができましたか?

2 作品制作

目安時間: 55分
企画ができた段階で作品制作をしていきます。
後半では、制作途中でもいったん公開設定をして他の人とテストプレイを行いましょう。
作品制作
作品制作を進めることができましたか?

3 公開テスト

目安時間: 25分
これまではRoblox Studioの中だけでしたが、今回からは Roblox Player で遊べるようにします。
公開するためのステップを、1つずつ試していきましょう。
公開テスト
3-0

Robloxは3つのログイン先がある

まずは説明です。Roblox には、作るための Studio、遊ぶための Player、そしてデータを管理するための Web版 があります。
3つのログイン先
今回と次回は Studio 以外にもログインするため、それぞれのログアウトを忘れないようにしておきましょう。
3-1

Robloxに公開保存する

「 ファイル 名前を付けてRobloxに公開で保存&公開してみましょう。
公開保存
今作っているゲームステージを選択します。
ステージ選択
そのまま「 上書き 」を押します。
上書き
Robloxに公開 = オープン告知
ここまでは、近日オープン予定!というお店のオープン予告を公開しているだけで、まだマルチプレイすることはできません。
オープン告知
3-2

ゲームのレーティングを決める

「 ファイル バーチャル空間設定 」を開きます。
※基本情報から名前・説明・ゲームアイコンなどを設定できますが、こちらは後で余裕がある時にしましょう。
バーチャル空間設定
コンテンツ成熟度の分類、つまり年齢制限(レーティング)を決めるための質問に答えます。 「 質問フォームに記入する 」を押すと、Web版のRobloxが開くので、ログインしましょう。
権限設定
Web版ログイン
「 レーティング 」とは、ゲームの表現内容にもとづいた対象年齢などの区分のことです。
世界中の子供から大人まで注目を集めているRobloxは、2025年ごろから13歳未満の年齢制限を厳しく管理するようになりました。
このページは、そのレーティングを決めるための質問フォームです。
レーティング説明
Robloxに限らず、全国・世界中で販売されている有名ゲームには、レーティングがついていることがほとんどです。
ゲームクリエイターとして、どういったものが年齢制限されるのか、意識して回答していきましょう。
まずは、下にある開始を押してみます。
開始ボタン
この中には17つの質問があり(2026年時点)、それぞれ「 なし 」「 はい・あり 」など、2択で選びます。
今後も増えることがあるかもしれませんが、その時はよく読んで自分のゲームに合うものを選びましょう。
質問画面
「 はい・あり 」を選ぶほど、制限される年齢が全年齢・5歳以上・9歳以上・13歳以上で変動します。公開できなくなるわけではありません。
たとえば以下はいくつか「 はい 」を選んだ結果ですが、全年齢 5歳以上・9歳以上 に上がるくらいです。
レーティング結果例1 レーティング結果例2
※集いの場など、1つの「 はい 」で、最大の13歳以上に上がる項目もあります。
今回は、ほぼすべて「 なし 」の想定ですが、以下の説明を見ながら、回答していきましょう。
1
暴力
プレイヤー同士の攻撃表現があるかどうかです。
暴力の質問
バトルゲームやシューターゲーム(FPS)なら、「 はい 」を選んでください。
軽度かどうか、たまにかどうかも聞かれますが、軽度であれば頻繁(よくある)でも5歳以上になる程度です。
暴力の詳細
2
流血(血液)
流血があるかどうかです。
リアルな流血だとしても9歳以上になるかどうかですが、基本的に教室では流血は無いように作りましょう。
流血の質問
3
恐怖度
さけび声、荒い息づかい、心臓の音、不気味なキャラ、おどろかせるものなど、プレイヤーを恐がらせる可能性があるものです。
恐怖度の質問
「 はい 」を選ぶと、さらに項目が出てきますが、軽度で頻繁でも9歳以上になるくらいです。
恐怖度の詳細
4
下品なユーモア
トイレ関係など下品な表現が当てはまります。
「 あり 」にするとさらに項目が出てきますが、軽度なら5歳以上になるくらいです。
下品なユーモアの質問
5
ギャンブル関連コンテンツ
このゲームは明らかにガチャや賭け勝負ができそうだ。という印象を与えるものは、たとえプレイできる機能がなくても制限の対象です。
ただし、プレイもできず明らかに置物にしか見えない競馬・カーレース会場、ポーカーチップのような物があるだけならセーフです。
日本では「 はい 」を選んでも、9歳以上に制限されるくらいです。
ギャンブルの質問
6
強烈な表現
差別や誹謗中傷に関わるものはそもそもRobloxでは禁止されているので公開できませんが、そこまではいかない汚い言葉・放送禁止されるような言葉を使っているかどうかです。
強烈な表現の質問
7
恋愛関連
恋愛関係のテーマかどうか、それ以外にも、寝室・シャワー室・トイレ個室のような場所がメインかどうか、大人向けのクラブ・バーなどが舞台ではないかです。
恋愛関連の質問
8
アルコール
アルコール、つまりお酒に関わるものがあるかどうかです。
アルコールの質問
9
集いの場
メインテーマがプレイヤー同士の自由な雑談、というゲームだとあてはまります。
たとえば、お悩み相談所、会議のための部屋、雑談のためのスペース、などなら「 はい 」を選びます。
※この項目で「 はい 」を選ぶと、最大制限の13歳以上しか遊べなくなります。
ただし、飲食店ゲームや人狼のように、ゲームの役になりきるための会話を目的にするなら問題ありません。
集いの場の質問
10
自由形式のユーザー作品
黒板やスプレーなど、自由に絵や文字を描いてください、という機能があるかどうかです。
プレイヤーが、がんばってブロックを動かしたりして絵を描いてしまう可能性は、例外として考えなくてよいです。
自由形式作品の質問
11
センシティブな内容
現在起きている政治問題、宗教に関する話をあおるようなものがあてはまります。
メインテーマでなければ、ゲーム内に教会があるくらいは問題ありません。
センシティブ内容の質問
12
バーチャル空間共通コンテンツ
主に、他のRoblox作品のスクリーンショットをのせているかどうかです。
勝手な著作権侵害をしていないかをチェックするためだと言われています。Roblox以外で作られた画像は関係ありません。
共通コンテンツの質問
ここから先は、高度なプログラミング技術を持たないと作れない機能ばかりなので、「 いいえ 」で大丈夫です。
基本的に、クリエイターストアで入手するだけで使えるようなものでもありません。
13
AIとのやりとり
ゲームの中で生成AIを使うことができるかどうかです。
ゲーム制作のためにAIで作ったコードや画像は関係ありません。
AIの質問
14
有料ランダムアイテム
「 Robux 」(ロバックス)というRobloxの有料コインを使ったガチャがあるかどうかです。
ゲーム内の変数で作られるようなポイント・コインは関係ありません。
有料アイテムの質問
15
有料アイテムの取引
Robloxの有料アイテムを交換できるかを許可するかですが、そのシステムを作るのにはかなりの技術が必要です。
アイテム取引の質問
16
メディア共有
ゲーム中のスクリーンショットなどを、インスタやXなど他のメディアに投稿できる機能があるかどうかです。
メディア共有の質問
17
継続的なメディアフィードと自動再生
YouTubeショートやTikTokのように、スクロールしたら次々と画像や動画が流れてくるシステムがあるかどうかです。
メディアフィードの質問
最後に「 送信 」を押しますが、さらに次のページでもう一度「 送信 」を押します。
送信ボタン1
送信ボタン2
送信できると、緑色のバーで「 完了 」と出てきます。
「 質問フォームを開始していません 」と表示されているかもしれませんが、ページを更新すると完了に変わります。
送信前
送信完了
注意
今後この回答が変わるようなステージ変更をした時は、またこの質問フォームを再送するようにしましょう。
バーチャル空間設定
3-3

ジャンルと公開設定を決める

左メニューの環境設定にある「 設定 」を開きます。
ここから、ゲームのジャンルを決められます。ジャンルによっては、その後サブジャンルを決めることもできます。
※一度保存すると、3か月に1回しか変更できません。
Robloxで表示
次はその下にあるプライバシー設定から「 つながり 」を選択します。
これで、自分だけでなく、つながり同士の人もプレイできるようになります。
※公開は、マイナンバーカードなどによる個人認証(年齢確認)が必要な場合があります。
作品ページ
3-4

プロフィールに表示する

ゲームをプロフィールに表示するため、左側メニューの自分の作品タイトルのボタンから「 Robloxで表示 」を選びます。
Robloxで表示
Web版 の Roblox ページで、自分の作品が表示されました。
青いボタン( )を押すと、Roblox Player で開くことができます。
作品ページ
右上にあるから「 プロフィールに追加 」を押しておきましょう。
これで Player からも自分のゲームを開きやすくなりますし、他の人もあなたのプロフィールからこのゲームを発見できます。
プロフィールに追加
※プロフィールへの表示をやめたい人は、同じ流れでプロフィールから外せます。
プロフィールから削除
ここまでで Web版 でできることは終わりなので、忘れないうちに、右上のアイコンから Web版 のログアウトをしておきましょう。
Web版ログアウト
3-5

2人以上でマルチプレイテストする

ペアを作って、重ければいったんお互いStudioは閉じて「 Player 」を開いてログインします。
※他のパソコンが空いていて、先生から許可がもらえるなら、そちらで実験してもかまいません。
Player起動
まずは制作者が、「 その他 プロフィール 」にアクセスします。
プロフィールアクセス
右側にプロフィールが出てくるので、下までスクロールして「 プロフィール全体を表示 」を開きます。
プロフィール全体表示
「 作品 」を押します。
作品タブ
この時点で作品が出てきますが、グリッド表示を押すと一覧で表示されて見やすくなります。
グリッド表示
開くと青いプレイボタン( )が出てくるので、プレイしてみましょう。
ここでプレイできていたら、スマートフォンやタブレットの Roblox アプリからも参加することができます。
プレイボタン
プレイを始めると、つながり登録されている相手から、あなたがそのゲームで遊んでいることがわかり、相手はそのまま「 参加 」で入ることができます。
うまくゲームがマルチプレイできるか、お互いテストしてみましょう。
マルチプレイ参加
プレイできないときは?
原因 1 このバーチャル空間はプライベート設定になっています
「 ファイル 名前を付けて Roblox に公開 」はできています。
「 ファイル バーチャル空間設定 権限 」が非公開のままになっています。
プライベート設定エラー
➡ 自分だけは入れるかもしれませんが、他の人は入れません。
「 ファイル バーチャル空間設定 権限 つながりのみ or 公開 」にしてください。
原因 2 現在、このバーチャル空間にアクセスする権限がありません
「 ファイル 名前を付けて Roblox に公開 」はできています。
「 ファイル バーチャル空間設定 権限 」は「 つながりのみ 」にできています。
権限なしエラー
➡ 作者とつながり(フレンド)登録ができていません。
原因 3 レーティングがついていないため、このバーチャル空間にはアクセスできません
「 ファイル 名前を付けて Roblox に公開 」はできています。
「 ファイル バーチャル空間設定 権限 」は「 つながりのみ or 公開 」にできています。
レーティングなしエラー
➡ レーティングの質問フォームが完了していません。
 13歳以上でもアクセスはできません。
 テキストを見ながら「ファイル バーチャル空間設定 権限 」のアンケートに答えて、しっかり最後まで送信しましょう。
アンケート場所
テストが終わったら、Player からログアウトしておきましょう。
左メニューの「 その他 」のページで、下にスクロールすると「 ログアウト 」が出てきます。
Playerログアウト
時間が残っていたら、Roblox Studio を開いて、続きを作っていきましょう。
マルチプレイの公開テストができましたか?

4 アンケート

目安時間: 5分
今日の学習についてアンケートにお答えください。

学習者情報の入力

5 さいごに

目安時間: 残り時間
5-1

作品の保存

今回はいつもと違います
Roblox Studio でさらに続きを作った人は、「 ファイル 」「 Robloxに公開で、作品を上書き公開しておきます。
※「 Ctrl S 」や「 Robloxに保存 」では、Player でプレイする時に反映されません。
5-2

ログアウト

終わるときには、右上の自分の ID から、ログアウトします。
ログアウト1 ログアウト2
※ Player や Web版 も忘れないようにログアウトをしておきましょう。
5-3

今日のまとめ

Robloxへの公開保存
作品をRobloxに公開保存する方法を学びました
レーティング設定
ゲームの年齢制限を決める質問フォームに回答しました
公開範囲の設定
つながりのみ・公開など、誰が遊べるかを設定しました
マルチプレイテスト
実際に複数人で作品をテストプレイできました
Roblox Player でのプレイ
Studio ではなく、Player で自分の作品を遊ぶ体験をしました
次回予告
次回は、「 発表準備・発表 」で、PowerPoint を使った発表資料を作成し、クラスで作品を発表します。
第2章の締めくくりとして、みんなの前で作品をお披露目しましょう!
今日の学習をしっかり終えることができましたか?